昔を振り返って

生い立ち?思い出して書いてみよう。

何でこんな感じになったのか自分でもわからないところがあるから整理してみようと思う。

 

生まれた時、父と母と祖父祖母でちっちゃなお家に住んでいた。その当時は貧しかった。父のお給料は祖母に管理され自由が効かない。父はいつもイライラしてた。1つ下の妹とビクビクしながらの生活。ちょっとでも気に食わないと殴られた。私が記憶している中で1番幼いのは幼稚園位だから3,4歳だと思う。ご飯中こぼしたのがきにいらなくて父が平手打ちしたら身体が飛んで窓ガラスが粉々に砕け散った。背中からだったから大怪我はしなかったが私の心は凍りついた。父の前では泣くことも許されない。お布団に入ってから声を殺して泣いた。自分がどんな悪いことをしたのか。全然解らない。質問も出来ないのでずっと奥歯を噛み締めていた。母は祖母の嫌味の的で、文句も言えずただ黙っていた。私を守ってくれる人はいなかった。小学校に上がり門限をつけられた私は、学校が終ったら図書館に行って本の中のお話に気持ちを救ってもらい門限までに帰るという生活になった。門限時間を1分でも過ぎれば鍵をかけて入れてもらえない。ごめんなさいと謝ってようやく開けてもらっても世間の目があるから仕方なくという感じで家では怒鳴られすぐ机に向かって勉強1時間。サボらないように後ろで50センチ物差しをブンブン振って監視してた。家にいるのは苦痛だったが友達の家に遊びにいくのも禁止だった。テレビは大人が見るもので私に権限はなかった。学校でクラスメートがテレビの話をしていても話題についていけず結局友達も作れなかった。父が公務員になってお給料が安定しだした時耐えられなくなったのか祖父母と別居した。

 

ほんのひとにぎり。

 

 

つづく。